TOEFL受験 直前に知りたかったこと

TOEFL

先日、大学在学中に一度だけ受験して撃沈したTOEFLを実に十年以上ぶりに受けてきました。留学を考えています。

まだ最終結果は出ていない段階ですが、受験会場に行くまでにふと疑問に思ったけれど、なかなか答えが見つからなかったことについて備忘録として残しておきます。
テスト自体もさることながら、直前になるとしょーもないことが気になるものです(笑)。

ティッシュは持ち込み可能か?

大体のネット上の情報にある通り、袋や箱から出せば可能です。
が、そこからのチェックもかなり厳重です。
試験会場に入る前に試験官の前で一枚一枚ひっくり返しながら不正な書き込みがないかをチェック。しかも終わってからも何かメモして持ち出さないように、枚数を記録されます。そして終了後もまた一枚ずつ数えて枚数の一致を確認。
結局、使わなかったのですが使用したら丸めておくよう指示されていたので、きっとそれも提示させられたのでしょう。すごい試験だ。
新品を開けたのですが、次に受験するときは数枚だけ持ち込むようにします…。

 

何分前に着いた方がいいのか?

結論としては、試験開始30分前の集合時間に間に合えばいつでも大丈夫です。ただ中途半端よりは1時間前の早めの到着がいいかもしれません。

ひとりひとり厳しく持ち込みチェックをするので、入るまでにかなり時間がかかります。
そのため試験開始時間の30分前までには着くように公式サイトに記載があります。

さらにその30分前くらいから集まり始めますが、実際に受験生の呼び出しが始まったのは試験開始45分前でした。筆者が到着したのは試験開始1時間前をほんの少し過ぎたあたりですが既に順番が7番目でかなり待たされました。呼び出されたのは試験開始時間の15分前くらいです。
とはいえ集合していればいいのですから、「呼び出されるのを待っている間に試験開始時間を過ぎたらどうしよう」と心配する必要はありません。筆者の後にもどんどん入ってきました。おそらく30分前というのを過ぎていた人もいたのでしょう。

問題は、どのタイミングで入るようにすればいいかです。

今回受けてみて気付いたのですが、予想していた以上に周りの受験生のスピーキングの声には悩まされました。

後から入ってきた人のマイクテストの声に驚き、先に始めた人のスピーキングの声がリスニングしているときに聞こえてきます。

そうすると一番最後くらいに入るのがいいのかなとも思いますが、遅刻扱いで受験できないなんてことになったら目も当てられません。
自身でできる時間管理としては、1時間より前に試験会場に着いているようにして邪魔されず誰よりも早く始めるのが確実にできることかもしれません。

ただ、誰も話していない時間と言うのがほぼ無かったので、このタイミングで来れば大丈夫とは言えず、邪魔される覚悟は必要です。(お互い様ですが)

 

周りの受験生の声はリスニングの時に妨害されるほどうるさいのか?音を遮るためにヘッドセット(ヘッドフォン)をしたまま全てのセクションを受験していいのか?

既に書いた通り、かなりうるさいです。マイクに向かって話すので音量もまちまちで、中にはかなり大きな声で話す人もいます。リスニングの音量も音漏れするほど大きい人もいました。

みんな同じ状況とはいえ、集中力が途切れて思考がストップしてしまうので、リーディングもリスニングも頭に入らずパニックになりそうでした…。

リーディングをしているときは耳栓も有効かもしれませんが、残念なことにリーディング以外のセクションでも聞こえてくるので耳栓で完全に対策できるとは思えません。

筆者の考えていたにわか対策は、全てのセクションでずっとヘッドセットを着けたままにしておくことです。何か言われるかなとも思いましたが、リーディングセクションでも装着しておくことは何の問題もありませんでした。ただ何の効果もありませんでした(泣)。

これは慣れるしかなさそうです。普段は静かな場所でリスニングなど勉強しつつも、カフェなど騒音が入る所で問題演習をしてみるといった対策は今後試してみるつもりです。

ただ日本語だったらそんなに問題にならないことを考えると、やはり英語力を確実に上げるというのが正統派な対策となりそうです。

 

運転免許証よりパスポートの方がいいのか?

運転免許証でもいいようですが、可能ならパスポートを持っていくと安心です。
公式サイト(日本語)

公式サイト(英語)

 

メモ用紙は足りるのか?

A4サイズの黄色い用紙が3枚、ホチキスに止められ鉛筆と一緒に渡されます。

筆者はリーディングセクションでもばっちりメモする予定だったので足りるか不安でした。もしもっと必要ならブザーで知らせるようにということでしたが、時間的にタイミングが難しそうです。結局、つめつめに書いて3枚目の片面がまるまる余ったので追加しなくてすみました。

実際に追加した人のブログなどを読むと、追加の際に前の3枚一組は返却しなければならないようなので、そこは注意しないといけないですね。

 

 

今回は本当に久々ということでずいぶん情報を集めていたつもりですが、やはり実際に受けてみないと分からないことも多かったです。特に他の受験生の声対策。リーディングとリスニングで早々に涙がちょちょぎれそうでした。

逆に良かったのが、当日声のサンプル提出するときの文章をあらかじめ届いたメールで読み上げておいたこと(スラスラ読めるので無駄にテンパらない)と、ブルーライトカットメガネをしていたこと(効果はよく分からないけれどどんどんPCに顔を接近させていたのでまぶしくなかった気がする)です。

 

TOEFLは2回分申し込んだものの、できれば今回一度ですまないかなぁなんて期待していたのですが、もう一回も受けることになりそうです。今度はもっとしっかり英語力も上げて、ちょっとやそっとの騒音では動じないように対策していこうと思います。

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